サングループ×SES 現場最前線の声②～Hさん

サングループの主軸であるITサービス事業。弊社ではSESとしてクライアント先に常駐し、日々プロジェクトを支えているメンバーが多数活躍しています。

今回ご紹介するのは、その中のお一人、今年で7年目となるHさん。中堅社員として会社を盛り上げてくれています。
現場でのお仕事や入社後の印象について、お話を伺いました。

現在担当しているプロジェクトの内容を簡単に教えてください。
主に中小企業を対象とした、Microsoft 365 によるゼロトラスト型サービスの導入支援プロジェクトに所属しております。

現場ではどのような役割を担っていますか？
ゼロトラスト型サービスの導入パッケージに使用するMicrosoft 365製品のパラメータ/運用/導入手順の設計など、プロジェクト内にて製品の技術専任者を担当しております。

1日の業務の流れを簡単に教えてください。
朝の進捗ミーティングから業務がスタートし、以降は業務終了時間になるまでひたすら作業となります。作業はプロジェクトの進捗度合いにもよりますが、主な作業は製品の設計資料の作成や設計内容の検証作業、お客様への説明資料の作成など、ドキュメント作成が中心となります。
お客様への説明資料は、毎週実施されるプロジェクトの定期報告会に向けたものであり、設計における要件整理やプロジェクトを進めるにあたっての意思決定などのヒアリングを目的としております。

SESとして実際に現場に入ってみて、 イメージとの違いがあればぜひ教えてください
製品を扱ううえでの技術的な正解はあれど、その正解が必ずしもお客様の求める正解とは限らない。というところがITに携わってからのギャップに感じます。製品の使い方としてベストとされる方法が、私たちのお客様の望むかたちとマッチしないというケースもあったりするため、双方をうまく擦り合わせてよりよい着地点を見つけていかなくてはならないという側面があります。さながら弁護士のようですね。

現場で意識していることや、日々大切にしていることは？
分からないことをそのままにしないことです。人とのやりとりはもちろん、疑問点や不明点といった要素をそのままにしておくことは業務におけるミスにも繋がりますし、わからないことをそのままにしたという事実が人によくない印象を与えます。わからないこと自体は罪ではありません。一つ一つの物事に対して確認をとることで、仕事も自分の立場も守ることができると考えています。

やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか？
お客様に名前を覚えてもらうことですね。この人に聞けば解決するという認識を自分に向けてもらえるのは、技術者として冥利に尽きると考えます。

最近挑戦していること、身につけたスキルはありますか？
現場で使用しているMicrosoft 365のサブスクリプションを自分でも購入し、検証したりしています。

大変だったことと、その乗り越え方
プロジェクトへの参画当初は扱う製品に関してほとんど身についていないこともあったり、そのうえ参画前に進んでいる内容をあたかも当然のように話されたりすることがあったため、理解から定着までにかなり速さを求められた経験がありました。しかし、毎日一つずつ覚えることを意識すれば、あとは時間が解決してくれました。個人的にオススメの覚え方は、口に出して覚えることです。

リモート・出社の割合や働き方で良いと思う点は？
一人暮らしをしていると、出社によって生活のサイクルを一人で回すことが追いつかなくなってしまうことがあると思います。在宅勤務だと出勤時間の削減分を家事に充てることができるため、ワークライフバランスはかなり保たれると思います。

休日の過ごし方やリフレッシュ方法は？
酒好きのため、休日は買っておいたお酒と手製のつまみを用意して楽しんだりしています。

これから挑戦したいこと、または後輩へのメッセージがあればお願いします。
後輩の方々が現場に慣れやすいように、既存の現場を広げて私たち先輩らが直接アドバイスできるような環境を整えてあげたいと考えています。そのためにも現場で知名度を上げ、後輩方の受け皿を作っていくことが理想です。
業務もさることながら、仕事におけるモチベーション管理に貢献できればと思いますので、悩みがあれば気軽にご相談ください。

Hさん、インタビューへのご協力ありがとうございました。
業務に加えて会社イベントでも中心となり、ご活躍いただいており、頼もしい限りです！

次回は、今年2月に入社し、未経験からインフラ現場に参画している Uさん のご紹介です！