Jan 25, 2026

サングループ社員による「年末年始の過ごし方」Uさんの場合 ~心を整える~

入社1年目のイニシャルY.Uです。
今回の年末年始は、一年を振り返り、新しい年に向けて「心を整える」大切な節目となりました。
さして大きな出来事はありませんでしたが、日常を味わいながら、静かに区切りをつけるような時間を過ごすという日々でした。

業界未経験の一年目は、まだまだ学びが多く、その事に感謝しつつも、年末年始も「来年はどんな課題があるのだろう。」と、気が休まらない時もありました。

そんな中、以前より富士山を拝みたいという想いがあり、年末に静岡の清水市三保の松原を訪れました。三保の松原は世界遺産にも登録されている富士山を眺めるには絶好の景勝地であり、北海道の大沼・大分の耶馬渓とならぶ日本新三景のうちの一つです。去年の夏は、箱根から拝んでみようと目論見ましたが、あいにく曇りでその雄姿は見えず悔しい思いを残していました。

期待を胸に、「神の道」という参道を抜けると、なみなみとした松林が姿を現しました。
松林を抜け、広大な砂浜に胸をときめかせつつ、駅の観光案内所で教えてもらった”左肩の方”を見つめると、そこには会いたかった「富士山」。

それは現実が吹き飛び、「心を整える」ことができた瞬間でした。
付近の売店で手作りのしめ縄を買い、「今年はこれを飾って新年を迎えよう」と思い、新しい年を丁寧に迎える準備ができたように感じました。

帰りの静岡駅新幹線ホームで「ドクター・イエロー」を拝むという“ハプニング”もありました。ちなみに黄色い新幹線は幸運を呼ぶとのことです。

そして迎えた大晦日。
母から送られた郷土料理「塩豚」を食べながら、年越しを迎えました。
この料理には派手さはありませんが、実家を感じるどこかほっとする味です。
「塩豚」を味わいつつ、一年を振り返り、「今年もよく頑張った」と自分を褒める時間になりました。

元旦は、彼の実家である神奈川県の葉山で過ごしました。
元日の朝、寝室の二階の窓から朝日が差し込み、とても綺麗でした。山から昇ってくる太陽の光が部屋全体に広がり、とても落ち着く瞬間でした。

生命力にあふれたその暖かい光でつつまれ、パワーを頂いたような感覚を、今でも目の前にあるかのように鮮明に思い出します。海と山に囲まれた落ち着いた自然の中で、時間がゆっくり流れていくのを感じました。彼のお母さんにいただいた手作りクッキーの素朴で温かみのある味に、顔をほころばせながら、心身ともにリラックスできたと思います。

また、横須賀にあるスパの「のぼり雲温泉」にも足を運びました。
露天の湯船につかりながら周りの緑を眺めていると、普段は頭の中を大きく占めている業務のことから自分を切り離し、気持ちをリセットできる時間を持つことができました。何も考えない時間を、意識的に持つことはとても大切なのだな、と改めて実感しました。

スパの帰途に初詣で市内の中心地にある、諏訪神社に伺いました。
この神社は天正元年(1573年)に信濃の国(信州)の信州国諏訪明神の分霊を祀ったとされる神社であり、享和元年(1801年)本殿が造られた由緒ある神社です。現在は5月の例祭と11月の酉の市が横須賀の下町の風物詩として広く市民に愛されているそうです。寒空の中、参拝の列に並び鈴を鳴らすのを待ちながら、どこか無意識に清められ「整う」ことを期待していたことを覚えています。 


また、最寄り駅の逗子駅周辺に植えられていたクロガネモチの木も印象的でした。
この木は赤い実をたくさんつけた姿がとてもかわいらしく、そして縁起の良い木として親しまれています。
この何気ない街の風景の中にも、新年にふさわしい前向きな気持ちを与えてくれるものがあるのだと感じました。

元旦二日目は思いがけない初雪でしたが、自然と背筋が伸びるような気持ちになりました。
その日は、豆乳とカブを使ったお雑煮を作って食べました。普段のお雑煮とは少し違う味わいでしたが、優しく体に染みるような一杯で、新年の始まりにぴったりだったように思います。


こうした小さな変化も、日常を少し豊かにしてくれるものだと感じました。
振り返ってみると、今年の年末年始は特別な出来事が続いたわけではありません。

しかし思い出すと、出来事一つひとつを丁寧に味わうことができるいい時間だったと思います。
今後も会社の業務に向き合うために、こうした「心を整える時間」を大切にしながら、自分のペースで前に進んでいきたいと考えています。