サングループ社員による「年末年始の過ごした方」Hさんの場合 ~雪国の洗礼を浴びまくる、田舎での年末年始~
入社24年目のマネージャーH.Hです。あけましておめでとうございます。
年始にスタッフ皆さんが大きく体調を崩すことなく出勤できているのを確認し、ホッと胸をなでおろしました。本年も宜しくお願いいたします。
さて、皆さんはどんな年末年始をお過ごしになられたでしょうか。
私は実家へ。この時期の帰省は2年ぶり。心配事は雪一択。雪だるまマークが並ぶ天気予報を見て覚悟はしていましたが、文字通り雪まみれの年末年始を過ごすことになりました。
関東も年始早々雪が舞ったようですね。雪と聞いてワクワクする方もおられるかと思いますので、実体験と地元に住む友人の話を元に、雪国の1日をご紹介します。
【前日:23時】嵐の前の静寂、いや、既に戦いのゴングは鳴っている!
それは始まりの合図。外が静かだからといって穏やかな月夜を想像してはいけません。障子を開ければ、音もなく空から落ちてくる大粒の雪が視界を埋め尽くします。この時点で、翌朝の絶望を確信し、憂鬱な気分で布団に入るしかないのです。
【早朝:5時】絶望との対面
目覚ましは除雪車の「ゴーッ」という地響き。障子を開ければ、昨日とは別の見知らぬ世界。土が見えていた畑は消え去り、視界にあるのは「白い壁」ともいえる降り積もった雪です。綺麗だなと喜ぶ余裕など微塵もありません。
地元の現役世代であれば、ここからが出勤のための第一部の始まり。車庫を掘り出し、公道までの道を確保しなければ会社に辿り着けません。絶望している暇すら与えられない1日の始まりです。
【昼:12時】外を眺めてはため息
やっとの思いて職場へ到着しても、仕事中、降り続く雪が気になって仕方ありません。恨めしく外を仰ぎ、やんでくれーと祈りますが、残念ながらその祈りが通じるのは稀です。「今やってもどうせまた積もる」と百も承知の上で、放っておいたら帰宅時がより悲惨になることを本能的に知っているのが銀世界の住人。昼休みはさっさと弁当を食べ、車に積もった雪を下ろし、車周辺の雪をどかすのが日課になります。まさに、帰宅の権利を確保するための大事な作業です。
ちなみに休日だからといって、のんびりしているわけにはいきません。朝除雪して作ったはずの道には、既に数十センチもの雪が積もり、訪問客を拒むかのように鎮座しています。もっとも雪国の人は長靴で、雪なんぞモノともせずに入ってきますが、放っておくとご近所さんに心配されるため、せっせと除雪作業に励むことになります。

【夕方:帰宅直後】第2回戦のゴングが鳴り響く
仕事を終えて帰宅した先に待っているのは、温かい食事ではなく「雪に埋まった自宅」です。第1の関門は除雪車が置いていった重く固い雪の塊。こいつをどかさない限り、家には近づけません。第2の関門は、車庫までの道に降り積もった雪。車を道路に置きっぱなしには出来ないので、気合で積もった雪に突っ込んでから、街頭の灯りを頼りに、ただ黙々と雪かきに励むのです。
【夜:20時】明日が来なければいいのにと思う夜もある
ようやく家に入り、汗をかいたそばから凍えはじめた体を風呂で温めます。全てを忘れたくて酒を飲む日ばかりです。仕方ないじゃない、人間だもの。しかし、これで終わりではありません。明日の降雪量予報に一喜一憂し、再び夜の静けさに怯えつつ眠りにつきます。
はい、これが雪国のリアルです。いかがでしょうか?雪国の人は辛抱強いといわれるそうですが、この日々の格闘を客観的に見ると、そうならざるを得ないことが分かります。そしてため息が多い理由も!笑

この年末年始、まさにコレでした。(屋根に積もる雪の量の違い、分かるかな?)
雪かきに使用する機器は、スノーダンプ。ママさんダンプとも呼ばれますね。これで積もった雪をすくっては運び、すくっては運び、を繰り返すのです。持ち手の低さゆえに常に中腰を強いられ、腰痛確率100パーセント。休んだら最後、二度と動きたくなくなることも経験則として知っていますので、一心不乱に公道までの貫通を目指しました。雪かきは時間泥棒であり壮絶な重労働です。この1回で、私心折れました(辛抱強さゼロ笑)。そして大量に摂取したカロリー消費には至っていないようで、腹減りませんでした。
ちなみに我が家にはありませんが、今の雪国の一軒家では除雪機の保有は当たり前。ご近所さんの除雪作業を眺めながら、もし将来地元に帰って暮らす、なんてことがあろうものなら、絶対大枚はたいて除雪機を買うだろうなーと想像しつつ、仕事も溜め込む前にコツコツと片付けるのが一番の近道だなぁと、新年の抱負をひっそりつぶやいたのでした。
今年も皆さんと一緒に頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします!