4/23(木)マロンウィズ Vol.10「薬膳&スパイス」開催しました
流石の即完売!お客様も大満足なスパイス日和で、大盛況。
先日は マロンウィズ Vol.10「薬膳&スパイス」 にお越しくださり、本当にありがとうございました。
春の風が少しだけあたたかくなってきた午後、会場にふわっと広がったスパイスの香りと、皆さんの「今日はどんな味に出会えるんだろう」という期待のまなざし。その空気だけで、すでに良い時間の予感が満ちていました。
扉を開けた瞬間に漂う香り、テーブルに並ぶ色とりどりの料理、そして「こんにちは」と交わされるやわらかな声。あの瞬間の空気は、まるで“食べる前からおいしい”ような、そんな不思議なあたたかさがありました。 薬膳とスパイスというテーマは、どこか難しそうに聞こえるけれど、実際はもっとずっとやさしくて、もっとずっと楽しい。そのことを、会場にいた全員が自然と感じていたように思います。

今回の主役3名の料理家のご紹介
■ヤミーさん
スパイスを“楽しく使う”名手。 香りを遊ぶように扱いながら、料理の世界を軽やかに広げてくれる方で、会場に自然と笑いが生まれる明るさを持っています。
■石井りかさん
薬膳の知恵を、日々の暮らしにそっと落とし込む料理家。 食材の力をやさしく引き出すスタイルで、会場にいるだけで身体が深呼吸したくなるような、そんな穏やかな存在感がありました。
■マロンさん
デジタルキッチンをホームグラウンドとして活動しているフードスタイリスト。
ご参加の皆様の盛り上げ役に徹し、場の空気をゆっくりと温めてくれました。
三者三様の個性が重なり合い、まるでスパイスのブレンドのように、違う香りがひとつの流れをつくっていく。 その調和が、今回のイベント の大きな魅力とも言えます。

『穀雨(こくう)カレー』から始まる、今回のメニュー
薬膳のやさしさ、スパイスの楽しさ、そして料理家それぞれの個性がぎゅっと詰まったラインナップでした。 「これ全部食べられるの幸せすぎる…」という声も聞こえてきて、私たちスタッフ一同うれしい気持ちでいっぱいでした。
● チキンカレー
スパイスの香りが気の巡りを促し、内側からじんわり温めます。 鶏肉がやさしく補い、春の疲れやすい体をそっと支えてくれる一皿。
● さといもと菜の花のドライカレー
さといもが胃腸をいたわり、菜の花が巡りを軽やかにひらきます。 春らしいバランスで、食べ心地も軽やか。
● 大根のアチャール
消化を助けながら、滞りがちな巡りをすっきり整えます。 さっぱりとした酸味が、口の中をリフレッシュ。
● はと麦ごはん
余分な水分をやさしく取り除き、体の巡りをすっきり整えます。 軽やかな食後感で、春のだるさやむくみをやわらかく流します。

お茶のトッピングもありました。

ヤミーさんメニュー(遊び心たっぷり!)
● スパイシーローストポーク
たっぷりのこしょうとオレガノ、隠し味にカレー粉。 大航海時代のスパイスの旅をイメージした、香り豊かなローストポーク。
● チリコンカルネ
牛肉とインゲン豆のスパイシーなアメリカ南部の煮込み。 タコスチップスにも、ごはんにも相性抜群。
● ピンクチャツネ&グリーンチャツネ
カレーのお供に、ローストポークのソースに、トルティーヤチップスにも◎ 色鮮やかでピリッと楽しい万能ソース。

石井りかさんのメニュー(やさしさと整えの料理)
● トマトと白木耳のマリネ
余分な熱をやわらかく冷まし、潤いを与えて巡りをひらく一皿。
● 人参と棗のはち蜜煮
胃腸をいたわりながら、気血の土台をやさしく整えます。 ほっとする甘さが心地よい余韻に。
● 金針菜と高野豆腐の滋養ふくませ
気と血をしっかり補い、内側から満たす滋養深い一品。

マロンメニュー
● 海と山の賑やか!おつまみカレーパスタ
名前の通り、賑やかで楽しい味わい。 スパイスの香りがふわっと広がり、思わず笑顔になる一皿でした。

会場の空気と、皆さんの表情
料理が並んだ瞬間の「わぁ…!」という小さな歓声。 スプーンを入れたときの、ふっと緩む表情。
「これ好きかも」「家でも作れるかな」なんて声があちこちから聞こえてきて、
会場全体がひとつの大きな食卓のようでした。
誰かの笑い声が、別のテーブルの会話をやさしく押し広げていく。
スパイスの香りが、知らない人同士の距離をそっと縮めていく。
そんな“場の魔法”が、確かにそこにありました。
イベントの終わり際、 「なんか元気になった」 「スパイスってこんなに楽しいんだ」
そんな言葉をいただき、胸がじんわりと温かくなりました。
薬膳もスパイスも、特別な日のためだけじゃなく、日々の暮らしにそっと寄り添ってくれる存在。
今回の イベント が、その入り口になっていたら嬉しいです。
そして、3名の料理家の皆さまへ。
それぞれのスタイルを大切にしながら、互いを尊重し合い、場を豊かにしてくださったことに、心からの感謝をお伝えします。
ご来場いただいた皆さま、料理家の皆さま、準備に関わってくださったすべての方へ。
心から、ありがとうございました。
また次のマロンウィズで、あの日のように心地よい時間をご一緒できますように。