30代転職、IT業界1年目。#7
こんにちは。IT業界に転職して10ヶ月目の U です。先日挑戦した秘書検定2級に、無事合格することができました。
今回は、試験を終えて感じた「気持ちの変化」や「仕事への向き合い方の変化」についてお話しします。資格を取ったから何かが劇的に変わった、というよりも、日々の業務の中で少しずつ視点が変わってきた、そんな実感をまとめました。
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■合格して感じた率直な気持ち
合格の結果を見たとき、まず感じたのは安心感でした。
これまで積み重ねてきた時間が、ひとつ形になったことは素直に嬉しかったです。
一方で、「これで終わり」という感覚はあまりありませんでした。
むしろ、学んだ内容をどう仕事に活かしていくかを、これまで以上に意識するようになりました。
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■仕事への向き合い方の変化
資格取得後、議事録や月次資料を作成する際に、自然と立ち止まって考える場面が増えました。
「この表現で相手に正しく伝わるだろうか」
「読み手が迷わず理解できる構成になっているだろうか」
秘書検定で学んだ“伝え方”や“気配り”の視点が、業務の中で当たり前の基準になりつつあると感じています。
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■先輩社員の存在
職場には秘書検定の資格を持っている先輩社員が何名もいます。
模擬問題や過去問に取り組んでいたときも、「〇〇さんならどう対応するだろう」と考えながら解くことがありました。
合格後もその意識は変わらず、資料作成や報連相の場面で、自然と先輩方の仕事ぶりを思い浮かべるようになっています。
尊敬できる存在が身近にいることは、大きな学びにつながっていると感じます。
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■ 資格はゴールではなく、基準づくり
秘書検定に挑戦して感じたのは、資格は「できる・できない」を決めるものではなく、自分の行動を見直すための基準になるということです。仕事の中で「どう振る舞うべきか」を考える軸ができました。
未経験でIT業界に入り、不安を感じる場面もありますが、学び続けてきたことは確実に自分の土台になったと感じています。資格取得を通して得られた一番の収穫は、知識そのものよりも仕事への向き合い方が変わったことでした。
これからも学ぶ姿勢を習慣化し、実務に落とし込みながら、少しずつ自分なりの強みを育てていきたいと思います。
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<次回予告>
次回の投稿では、
「今回の学びが、ITの仕事でどう役立っているか」
をテーマに、具体的な業務とのつながりについてお伝えします。